【来るぞ】新NISA、今から1年間が最高のチャンスです…!今年から始めて大丈夫?

こんにちは、Yo-Yoです。今回は「新NISAをきっかけに、今から投資を始めるべきか?」というテーマでお話ししていきます。特に2025年前半に起きた大きな株価の下落を経験し、「今から投資を始めて大丈夫なのか?」「もっと株価が下がってから始めたほうがいいのでは?」と不安に感じている方も多いと思います。
しかし、私は過去のデータやプロの投資会社の予想を調べる中で、今後1年間がむしろ最高のチャンスかもしれないと感じています。この記事では、2025年の株価下落の背景から最新のプロの株価予想、アメリカ企業の決算状況、過去の暴落後の回復相場のデータまで幅広く解説していきます。これから新NISAを始めたい方や、投資を始めたばかりで今後の相場が心配な方に向けて、安心して投資をスタートできる情報をお届けします。
2025年前半の株価下落の背景とその意味
まず、2025年に起きた株価の下落がどのようなものだったのか振り返ってみましょう。2025年のS&P500は最高値から約19%下落し、6100ポイント台から4900ポイント後半まで下がりました。これは決して小さな下落ではありませんが、過去の歴史から見ると大暴落とは言えない範囲です。
この下落の主な原因は、トランプ前大統領が発表した「関税引き上げ」によるものでした。関税引き上げのニュースが市場に大きな不安をもたらし、株価が急落したのです。しかし、その後トランプ氏が関税政策を見直す兆しを見せたことで、ネガティブな経済影響が和らぎ、株価は回復基調に向かっています。
ちなみに、2024年のS&P500は約26%の大幅上昇を記録しており、通常の年率3〜7%の成長と比べても非常に好調でした。つまり、2024年に投資を始めた方は、急激な上昇の後に初めての大きな下落を経験したことになります。
プロの株価予想はどうなっている?今後の展望
2025年の下落を踏まえ、投資のプロたちは今後の株価をどのように見ているのでしょうか?複数の大手投資会社が最新の株価予想を引き上げており、全体的に楽観的な見通しを示しています。
- バークレイズ:年末のS&P500予想を5900ポイントから6050ポイントに引き上げ。
- ゴールドマンサックス:年末までに6100ポイント、2025年6月から1年後には6500ポイントまで上昇すると予想。
- UBS:2026年6月に6400ポイントまでの上昇を見込む。
- ドイツ銀行:最高値予想を6550ポイントに引き上げ。
これらの予想からわかるのは、現在約6000ポイントの株価水準からさらに8〜10%の上昇が期待されている点です。特にドイツ銀行の6550ポイント予想は、今後の株価に大きな期待が持てることを示しています。
この楽観的な予想の背景には、トランプ氏の関税引き上げ政策の見直しによる経済への悪影響の緩和が大きく影響しています。市場はこの不確実性が和らぐことを好感し、株価上昇の材料として捉えているのです。
米国企業の決算好調が株価上昇を支える
株価は単なる数字の動きではなく、企業の業績や経済の成長が反映されています。S&P500は米国の代表的な500社の株価の集合体ですが、その中でも特に「マグニフィセント7」と呼ばれるトップ企業が大きな影響力を持っています。
この7社とは、Microsoft、Amazon、Tesla、Nvidia、Apple、Google、Facebook(Metaプラットフォームズ)です。これらの企業の決算が好調であることが、S&P500全体の株価上昇を牽引しています。
- Nvidia:売上高が前年同期比69%増、最終利益も26%増と市場予想を大きく上回る決算。
- Google:売上高902億3000万ドル(市場予想891億ドル)、1株あたり利益2.81ドル(予想2.01ドル)と予想超え。
- Microsoft:収益予想を上回り、特にクラウドコンピューティングサービスの成長が好調。決算発表後には株価が一気に8%上昇した。
これらの好決算が市場に安心感を与え、株価を支えていることは間違いありません。2025年2月の6100ポイントの最高値に近づく勢いも、この企業群の業績好調が大きな要因となっています。
過去の暴落後の回復相場はどれくらい上昇した?
2025年の下落は約19%と大きなものですが、過去に同程度の下落があった場合、その後どのように相場が回復したのかを知ることは非常に重要です。過去のデータを振り返りながら、今後の1年間のチャンスを考えてみましょう。
株価下落は10年に7回程度、珍しくない
株式市場は上昇と下落を繰り返しながら成長していきます。15%程度の下落は10年に7回ほど起こり、20%以上の下落も5年に2回程度発生しています。つまり、今回のような約19%の下落は市場のサイクルの中で決して異常なことではありません。
リーマンショック後の回復
2008年のリーマンショックは最大で約55〜56%の大暴落でしたが、最も株価が低迷したタイミングから1年後には株価が約70.7%も上昇しました。暴落からの回復には約37ヶ月かかりましたが、その後のリターンは非常に大きかったのです。
コロナショック後の回復
2020年のコロナショックでは約34%の急落がわずか1ヶ月半で起こりましたが、その後1年間で約66.8%の上昇を記録しました。この急激な下落からの急回復は、投資家にとっても大きなチャンスとなりました。
2022年の利下げショック
2022年は金融引き締め政策への不安から約27.2%の下落がありました。コロナショック以降に投資を始めた方にとっては初めての大きな下落であり、相当な不安を感じた方も多かったでしょう。ただ、1年後には約23.9%の上昇を記録しており、これは集計期間のタイミングの影響でやや控えめな数字ですが、実際には40%程度の上昇も見込める状況でした。
今回の関税ショック後の展望
2025年2月の関税引き上げ発表からの下落は約19%でしたが、4月には5000ポイント付近で下落が止まり、回復に向かっています。もし過去の暴落後の平均的な回復率である約60%の上昇が起きれば、4835ポイントから7736ポイントへと大幅に伸びる可能性もあります。
現時点で約22.8%の上昇が見られているため、さらに30%ほどの伸びしろが期待できる計算です。これは新NISAを始めようとしている方にとって非常に魅力的な数字と言えるでしょう。
新NISAのおすすめの投資方法は?一括投資すべきか?
ここまでの話を聞いて、「よし、一括で大きく投資しよう!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私のおすすめは「低額での積立投資」です。理由は次の通りです。
- リスク分散ができる:一括投資だと、もし投資直後に5%下落があれば、資産が大きく減ってしまい心理的な負担が大きい。
- 投資に慣れることができる:毎月少額ずつ積み立てることで、投資の感覚を徐々に身につけられる。
- ドルコスト平均法の効果:価格が安い時に多く買い、高い時には少なく買うことができ、結果的に平均取得価格を抑えられる。
例えば、月収30万円の方で生活費が25万円の場合、残り5万円のうち3万円を毎月積み立て投資に回すプランは無理がなく続けやすいです。こうした計画的な積立が、長期的に見て安定した資産形成につながります。
長期投資で元本割れリスクはどのくらい?
投資初心者の中には、「投資を始めても元本割れするのが怖い」と感じる方も多いでしょう。しかし、S&P500に15年以上投資し続けた場合、元本割れするケースはほとんどありません。2008年から2016年のデータを見ても、どの15年間を切り取っても元本割れは一度も起きていません。
つまり、長期的にコツコツ積み立て投資を継続すれば、元本割れリスクはかなり低くなると言えます。20年間の積立投資で5%の年率を想定すると、例えば毎月3万円積み立てた場合、元本720万円に対し利益は約513万円となり、合計で約1223万円の資産形成が期待できます。
これは1年あたり約26万円、月あたり約2万円の利益が出ている計算です。長期的に続けることで、投資が着実に資産を増やしてくれることがわかります。
投資を始めるのに遅すぎることはない!今すぐ行動を
今回の解説で、2025年の株価下落は過去の市場サイクルの中でも特別な大暴落ではなく、その後の回復相場で大きなリターンが期待できることを理解いただけたと思います。さらに、プロの投資会社の予想も年末までに8〜10%の上昇を見込んでおり、今から始めても十分にチャンスがある状況です。
もちろん、投資はお金をかける行動なので、無理のない範囲で計画的に行うことが大切です。難しい知識を完璧に身につけてから始めようと考える方もいますが、実際に始めてみて分からないことを経験しながら学ぶのも有効な方法です。
証券口座の開設も今はスマホで簡単に10分程度でできる時代です。楽天証券やSBI証券など、初心者に優しいサービスも充実しています。新NISAを利用して、少額からでも積み立て投資をスタートしてみましょう。
まとめ:新NISAは今が最高のチャンス!焦らずコツコツ積み立てを
・2025年前半の株価下落は約19%で、過去の市場サイクルから見れば珍しいものではない。
・トランプ前大統領の関税引き上げ発表が下落の主因だが、政策見直しの兆しで株価は回復基調。
・大手投資会社は2025年末から2026年にかけてS&P500が8〜10%上昇すると予想している。
・米国のトップ企業「マグニフィセント7」の好決算が株価を支えている。
・過去のリーマンショックやコロナショック後は1年で60%以上の回復があった。
・一括投資よりも低額で毎月積み立てるドルコスト平均法がおすすめ。
・長期投資なら元本割れリスクは極めて低く、安定した資産形成が期待できる。
・証券口座の開設は簡単で、知識は実際に投資をしながら身につけるのが効果的。
これから新NISAで投資を始めようと考えている方、今からでも遅くありません。ぜひ今回の情報を参考にして、無理のない範囲で積み立て投資をスタートしてください。1年後、5年後、10年後の資産形成につながる第一歩を踏み出しましょう。
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